9月になり、まだまだ暑い日が残りますが、時折秋の空気も感じることもあります。

野外でのクワガタ採集と聞くと、一般的には8月位まで・・・というイメージが多いようです。

ホームセンターや、100円均一ショップなどを見ても、9月に入るとほとんどの店で昆虫グッスの数は減少され、店頭にあったのも奥の方に戻されるようになっているように思えます。。

これはやはり子供の頃の「夏休み=虫採り」といったイメージが残っているせいかもしれませんね。

こう見ると採集が好きな我々にとっては寂しく感じますが、9月位まではまだまだクワガタ達もそれなりに活動をしています。

昨日になりますが、今回も元気に山に行って来ました。

 

【9/7の採集】

採集ポイントに向かう途中、秋の味覚の栗が沢山落ちていました。

これは山に自生している野栗ですので、市販ものと比べて実は小ぶりですが、甘み、風味、香り等が強くとても美味しいんです。

この時期は山に住む猿どももこの野栗を狙って来ます。

まさに秋の自然の恵みですね^^

 

さて、ポイントに到着しました。

いつものように木々をチェックしていくと、

 

ノコギリクワガタ♂カナブンの姿を見つけました。

この時期でもこういう光景を見るとまだホッとしてしまいますね^^

 

 

画像のハルニレ木を叩いてみると、

パラパラっ

と複数落ちてくる音がしました。

その内の一頭はコクワガタ♂

手前の葉っぱに引っ掛かりました。

 

せっかく落ちて来てくれたので、お姿を拝借。

ほんの少しの凹みがあるものの、その他は傷もなくとてもキレイな個体でした。

サイズは未計測ですが♂40㎜前半くらいでしょうか。。

 

そして同時に落ちて来たもう一頭は、

ノコギリクワガタの♂でした。

サイズは♂60㎜前半ほど。

こちらもコクワ同様にとてもキレイな個体でした。

 

 

こちらの細いハルニレ木を叩いてみると、

 

ミヤマクワガタ♂65㎜

 

小型のカブトムシ♂

の2頭が落ちて来ました。

本当はあと一頭ほど落ちた音がしたのですが、ちょっと見失ってしまいました。

 

 

こちらもハルニレ木。

この割れている樹皮裏からは、

 

ヒラタクワガタ♂50㎜前半程度

 

ネブトクワガタ小歯♂

 

の2頭が入っていました。

 

同じ木の裏側でナナフシの姿も見かけました。

 

このような感じで9月前半の採集を楽しませてもらいました。

 

今回見かけた種類は、

・ノコギリクワガタ
・ミヤマクワガタ
・ネブトクワガタ
・コクワガタ
・ヒラタクワガタ
・カナブン
・カブトムシ

の合計7種

全体の頭数にすると、約20~30頭程だったかなと思います。

 

今回は採集時間も1時間半位と短かったせいもありますが、やはり数的には少なくなってる感は否めませんね。。

でもまだまだキレイな個体も多かったですし、また次回を楽しみにしたいと思います。

 

※採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。

また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!

もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。

また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!

もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。

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